2009.11.24
永観堂

シーズン中はすごい人なので、近所に住んでいる特権を利用して
朝一で行けば人が少なくて、ゆっくり見ることができるかも・・
などと甘いことを考えていました。
開門(9時)前なのに長蛇の列でした。



皆さんがお庭の紅葉にみとれている間に、私はとっとと本堂へ・・・
本堂から見る紅葉が美しいことを知っているからです。
(大正解)
まだ人影がまばらな本堂からゆっくり鑑賞できました。


そしてお庭へ


昔はお庭は無料だったのに・・・・
でも有料になったお陰で、何だか有り難味が増したような・・・


もう少し遅い時期に来てもよかったかなあ。
散り際の妖しいまでの艶やかさ・・・
脊髄で感じるような官能的な美しさまであと少し・・・・
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2009.11.21
嵯峨野ウォーク

さて嵯峨野ウォークに出発。
昔ながらの風景です。

こちらは寂庵、瀬戸内寂聴さんのお住まいです。
この日は法話があるとかで、大勢の方がみえていました。

化野の念仏寺です。
紅葉がきれいでした。

そして、やっと祗王寺。


昼間はほんとうに美しい自然の中ですが、夜はきっと真っ暗。
祗王、祗女はこんな侘びたところで暮らしていたんですね。
どんな気持ちだったのかしら・・・


二尊院、落柿舎をへて・・・

渡月橋へ。
「小倉山、嵯峨のあたりの秋のころ、峰の紅葉か松風か訪ぬる人の琴の音か・・・」
だったか・・・そんな感じです。
平家物語の小督の局、思い出せない・・・・
(今度、ちゃんと読んでみよう。)


そして締めは私らしく嵐山の鼓月で一服。
季節のセットは栗まんじゅうとサブレ。
抹茶パフェはおいしかったです。
秋の嵯峨野を満喫しました。
2009.11.21
大覚寺

「最近、いつメールしても遊び歩いている。」と友人からのクレームが
入っている私ですが、紅葉と桜の頃は平安時代からのDNAが騒ぎまして、
じっとしてられないのです。
この日は嵯峨野の大覚寺にやってきました。

嵯峨天皇が一時住まわれたというお寺はお庭も広々としています。

華道、嵯峨御流の発祥の地でもあります。


お庭も平安時代からこんな感じなのでしょうか?
御所車がぴったり。

大沢の池です。
ここに船を浮かべて観月の宴が行われたそうです。
平安セレブは都の四季の美しさを楽しんでいたんですね。
2008.11.24
栂ノ尾、槙ノ尾、高雄

紅葉狩りに栂ノ尾にやってきました。

まずは茶店で腹ごしらえです。
清滝川のせせらぎを聞きながら湯豆腐と松茸ご飯です。
どんな時でも食べることをおろそかにしないのは
我ながら偉いというか、食い意地がはっているというか・・・


高山寺です。
恋に疲れた女性が来るところですが、
疲れてませんが、来てしまいました。
静かできれいです。


槙ノ尾の西明寺です。
小さなお寺ですが、風情があります。


そして高雄の神護寺です。
年々石段を登るのがきつくなります。

もっとも高雄らしい景色です。

帰りは日も落ちてライトアップが始まりました。
きれいな紅葉を見て、山の澄んだ空気を吸ったせいか、
すっごく元気になりました。
今日もいい日でした。
2008.11.16
御所一般公開

御所の一般公開へ行ってきました。
小学生時代の遠足以来です。

今年は源氏物語千年ということで、物語にちなんだディスプレイでした。
こちらは玉蔓に琴を教える光源氏だそうです。
雰囲気がでています。

屏風も源氏物語絵巻からです。
花宴、紅葉賀、初音などの名場面です。

今度生まれてきたら、五衣(いつつぎぬ)をまとってこんな牛車に乗ってみたい・・・
無理か・・・

紫宸殿です。堂々たる風格です。

こちらは光源氏のライバル、弘徽殿の女御。
ちょっとイメージと違います。

藤壺の御前で絵合せに興じる女官たち。

十分、源氏物語の世界を楽しめました。
入場無料とは知りませんでした。
有料にしてチャリティにすれば、随分多くの人を助けることができるのではなあんて
庶民的なことを考えてしまいました。